一期一会の序章

三十路独身、デリヘル勤務。


最初はお小遣い稼ぎに始めた
夜のお仕事。
ある日突然、景気の変化の波が
じわじわ生活にも押し寄せ、
私がほぼ、大黒柱のような状況になった。


滞納しているローンの支払いに
追われ、仕事は追い込まれる。


店舗型、デリヘルを中心に渡り歩いて
いろんな喜怒哀楽、人間模様を見て
味わってきた。



意識改革されるまで、リピートの
ことは考えていなかったから
収入と仕事量の差に焦る。


そして、アンケートの厳しいお店で
働いたことで、殿方様のアンケートから
自分の接客、プレイレベルの低さを
突きつけられて、このままではいけない!
『究極の接客業』の奥深さを実感して
極めていこうと心に決めた。



時代背景と共に、殿方様が求めている
ことが必ずしも、性だけではなくなって
きている。
日常や心の『寂しさ』『空白』『拠り所』
を探している人が多いように思う。


私も学生時代は、仲間外れや
いびりの対象になって、1人で
いることが当たり前だったから
私も傷や寂しさを抱えている。


この夜のお仕事は、心だけでなく
体も触れあう。
性欲がぶつかり合い、格闘して
挫けることもある。
体力、精神力の強さも必要。
なので、ずっと続けられる仕事でもない。


だけども、優しさや温かい言葉をもらい、
大きな励みになることもある。
学生時代から、人との関わり方が
分からなかった私にとっては
夜のお仕事に救われた場所でもある。



ひとときの空間で、肌の温もりを
感じて、男女の性が絡みあう。
そして、会話で心のほつれが取れる。
お互いが『明日も生きていこう!』と
希望と元気が芽生えるような
人生と秘密の花園のひとときを
築いていきたい。



性にもいろんな表現がある。
様々なエロスの世界観を広げて
一期一会のようなエロスの物語を
作っていきたい。
まだ、勉強不足で未熟だけど
夜の世界に貢献していけたらと思っている。



このブログでは、ずっと書き続けてきた
殿方様と過ごしたメモを綴っていく。


私の殿方様との一期一会の歴史。